南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

首里城周辺を歩く

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久し振りに首里城を訪れました。

2019年10月の火災で正殿が焼けてしまった事は、全国ニュースでも報じられました。

ぼくが転勤で沖縄にやって来たのは2019年8月の事。わずか2ヶ月後の火災で正殿は焼失してしまい、ぼくは首里城正殿を見ることが出来ませんでした。

 

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ゆいレールで首里の街に降り立つと、那覇市の中心街とは趣が異なります。街は落着いた佇まいで穏やかです。

 

どこへ行っても、まずは腹ごしらえを旨とするぼくとツマは、ツマの推薦する「CONTE(コント)」いうカフェに入ります。ここが大正解のお店でした。料理がとにかく美味しいです。カボチャのポタージュに続いてメインのコロッケを頂きます。コロッケが十分にメインになる旨さです。ケーキまで頂き大満足。

ツマは「どうだ」とばかりに、自分のお店の選択を自慢げに鼻を膨らませています。

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外観は地味なので見落としそうなお店です。

 

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首里の街の掲示板は、やはり首里風。

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ローソンも景観に気を遣っている様子。

 

さて、本題の首里城へ。

龍潭池(りゅうたんいけ)を眺めながら城内へ進みます。

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沖縄の城(グスク)は、本土の城郭と趣が異なります。長く連なる城壁は、どこか中国を思わせます。歴史的に中国文化の影響を色濃く受けている琉球文化ですが、城もそうなのでしょう。

 

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築城以来、枯れたことがないという城内の湧き水。美味しい水として高名が響いたという。

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修復中の龍柱。以前来た時はバラバラだったけど、随分、修復が進んでいた。

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500円でお茶とお菓子のサービスあり。琉球の伝統菓子4種付きで美味しい一服。

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有名な守礼門。

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首里城を堪能した後は、すぐ近くを走る金城町の石畳通りを歩きます。日本の道100選なんだって。

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もう桜が咲いています。沖縄の桜は本土とちょっと違います。

 

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珍しい草花を眺めながら石畳を歩く。

 

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この景観で生活道路として使われているとは、なんという贅沢な暮らしでしょう。

 

今回は首里城周辺を散策しましたが、ぼくらが沖縄にいる間には、復興した正殿を見ることは出来ないでしょう。何十年かして首里城正殿が復興したら、きっと又ここに来ようと強く思うのでした。