南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

変わりゆく故郷

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今年の正月は、久し振りに故郷へ帰省した。

中心街の駅前は、数年前の駅ビルを中心とした再開発ですっかり小綺麗になっていて、ぼくらが中高生の頃に時間を持て余して、犬ころのように彷徨いていた面影はない。

 

小学生の頃に住んでいた家を訪ねてみたが、もう家は無く、ちまちまとした狭い町割りに、自分の家があった場所さえ思い出せない始末だ。

 

小学校に上がる前に、近所に新しく作られた公園があった。その公園は土手沿いに川を埋め立てて作られたものだったはずだ。

近所に住んでいた同い年のコスミちゃんと、まだ工事中で立ち入り禁止だった公園に忍び込んだ事があった。

埋め立てられたばかりだったからか、地面は湿っていて柔らかかった。重機が入って、大人たちが作業をしている隙をみて忍び込んだ。二人して遊具の陰に隠れていただけだったが、小さな子供たちにとっては冒険だったのだ。

やがて、コスミちゃんが「おじさんたちに見つかったら怒られる」と不安がり、ぼくらは再び大人たちの目を盗み逃げ帰った。

 

あの時にまだ完成していなかった公園に行ってみた。公園はその後ぼくらの遊び場となったが、その頃にまだ小さかった樹木が大きく枝を伸ばしていた。時の流れはこんなところに見える。

 

ペンキが塗られたばかりだった遊具はすっかり古びてしまい、うっすらとひびだらけだ。ベンチの木製の座面が乾いてひび割れ、寂しさを感じさせた。

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私的不定期名曲選『この曲もえーやん!』 高嶺の花子さん / back namber 


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昨年末の忙しいない街頭を歩いている時に、どこからか流れてきたメロディを聞いたことがあるな、と思った。けれども、曲名もアーティスト名も思い出せなかった。

 

また別の日の街中で、同じメロディを耳にした。ああ、あの曲だ。耳に残るメロディ。

 

「・・・・・くれないか」

歌詞の断片が思い浮かんだが、曲名までは思い出せず。

 

歌詞の一部分を入力すると曲名が分かるというサイトを見つけたのが、それから暫くしての事。それでようやく辿り着いたのがこの曲だ。

 

イントロからしてどこか懐かしいメロディ。続くギターがオリエンタルで郷愁を誘う。

良い曲だと思う。歌詞は男子の妄想片思いソング。いいじゃなないか。

 

そういえば最近1991年版の「東京ラブストーリー」を観た。今観ても赤名リカを演じる鈴木保奈美が、可愛すぎてたまらなかった。

思うに、あの頃は男の子も女の子も知らず知らずの内に、このドラマの影響を受けていたようだったなと、当時を振り返った。当時の若者は、今の若者よりも恋愛に全力だったような気がするのは思い違いか。

 

「東京ラブストーリー」よりも、更に10年早い「スローなブギにしてくれ」(1981年)を数年前に観た時は、「この作品が描く時代は、街全体が発情しているような熱を持っている」と手帳に感想を記した。街の熱の総量と恋愛の熱の総量は比例しているような気がする。草食男子という言葉がなかった時代の風景が両作品にはあった。

 

やっぱり男は少し馬鹿な方が良い。時代がそれを許さないのかもしれないけれど。

読谷村旅行の記録②

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12月の上旬に読谷村へ旅行した時には、コロナの感染者が再び増えるような兆候は見られなかったのですが、年が明けて沖縄の新規感染者数は1500人を超えてしまいました。

第五波のピークが800人程でしたので、驚くほどの拡大になっています。

 

このような状況下では旅行など計画することもままならず、昨年12月に読谷村へ行っておいて良かったなあと思いながらため息をつきます。

 

 

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やちむん(陶器)など雑貨を扱うお店「ソライル」ではお買い物。ツマは雑誌で見て気になっていたという、やちむんのキャンドルカップ(蓋付き)をお買い上げ。中にフルーティーな香りのするキャンドルが入って、火を点すと仄かに香りが漂うといいます。

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ぼくはお皿を購入しました。料理もしないのに、一目惚れしたお皿をたまに買ってしまいます。

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飛びかんなは大分県日田市の小鹿田焼が有名ですが、その小鹿田焼によく似たお皿を発見しました。佇まいに雰囲気があって、しかも実用的です。ぼくは高価な陶器に関心がありません。日常使い出来る物が好みです。


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この時の旅行はのんびりするのが目的だったので、早めにチェックインします。泊まったホテルは「ホテル日航アリビラ」。このホテルがなかなかゴージャスな感じで、ぼくらはすっかり良い気分になるのでした。

ロビーから客室棟のエレベーターに続く廊下は、天井が高くアーチ状に連なっています。通路には落着いた感じの調度品や絵画が配置されていて、美術館のよう。非日常感がぐっと高まります。館内にはブティックや土産物屋もあり、館内を歩くだけでも楽しめそうです。

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部屋で荷物を解いたけれど、まだ日も高く、ベランダから見えた海岸線を散策することにして出かけました。洗面台のアメニティはこのホテルのオリジナル製品で、使うととても良い香りがします。お土産に購入することも可能で、気に入ったツマ買って帰りました。このシャンプーで髪を洗うといつもの物より髪がまとまるらしいです。

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散策前にケーキを購入。12月はツマの誕生月です。

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ロビーの裏に庭園があり、そこから階段を下るとすぐに真っ白なビーチが広がります。

青く透明な海は12月とは思えない美しさ。家族連れやカップルが思い思いに浜辺を散策していました。

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小一時間を浜辺で過ごし部屋に戻ると、ようやく外が暗くなってきました。潮騒の音を聞きながら、ゆったりとした時間が流れてゆきました。

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久し振りの帰省

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久し振りに沖縄を出て、九州へ帰省しました。

空港待合室も本当に久し振り。

沖縄には鉄道が無いから、福岡で列車に乗ったら「ああー、本土に戻ったー」と思いました。

駅弁なんかも久し振りです。

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九州に戻ったらお約束の豚骨ラーメンも食べます。

実家での食べろ食べろ攻撃で、胃腸を休めたかったけどラーメンは食べねばならぬ。

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正月料理に飽きたら、地元の老舗カレーを食べます。

食べてばかりの正月だったなあ、と沖縄に戻ってきて体重計には、まだ乗っていません。体重計怖いです。
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お土産を買ったら、自分用も欲しくなりますよね。
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そんなこんなで2022年も始まりました。今年も宜しくお願いします。

 

手放せなくなりそうなモノ

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最近ツマが購入した「温灸器」がすごく良くて使っている。

黒い円柱状のお灸のような物を、木製の器具の中にセットして火をつけて使うのです。

ツボの集まっている耳や、首筋に当てるとじんわり温かくて気持ちが良い。遠赤外線で奥まで温まるとか。これを夜寝る前にやるようになってから、寝付きが良く眠りも深くなった。朝起きても疲れがとれない状態が続いていたのだが、それも改善されたようだ。

 

よく年末になると「今年買って良かった物」なんていうテーマがよく見られるが、今年のぼくにとって、この「温灸器」が一番買って良かった物(ツマが買ったんだけど)になりそうだ。

 

こんな商品の事を書いていると年寄り臭いなあと思うけど、良い物は良いのだ。自律神経が整う感じです。体調管理は大事ですね。忙しい年末年始、皆さまも体調に気を付けてお過ごしください。

 

街の記憶27

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国際通りに、修学旅行の生徒たちが多く見られるようになった。もう年末なのに、こんな時期に修学旅行なの?と思う。

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12月の那覇市は、連日気温20度を超えていて日によっては暑さを感じます。

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今年も、あと10日余りなんだと気付き、ちょっと焦るような心持ちです。

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読谷村旅行の記録①

先日の読谷村への一泊二日旅の記録を、少々書いておきたいと思います。

 

初日はのんびりと出発することにして、10時過ぎに家を出ました。

昼食は以前から気になっていた、嘉手納町の「カデナマリーナ」にある海辺のアメリカンレストラン、その名も「シーサイド・レストラン」へいくと決めていました。

 

今年の2月に国道58号線を走っているときに、気になってふらりと入ったマリーナの敷地内にあるレストランは、支払いは米ドルで店内は日本語が通じないという噂でした。

果たしてどんなお店なんでしょう。

 

www.fuku-taro.net

 

 

レストランのドアを開けると、12月ということでクリスマスリースが出迎えてくれます。そして、受付の恰幅の良い女性が「中ですか?外ですか?」と聞いてくる。

 

事前情報で入店するといきなり「in? or out?」と聞かれるということを知っていました。ここで、あたふたする人も多く「店内ですか?持ち帰りですか?」と聞かれたのだと勘違いする人も多いらしい。

 

しかし、このお店は海に面したテラス席が人気で、「店内か?テラス席か?」と聞いているのです。

 

恰幅の良い外国人女性にいきなり英語で聞かれると慌てるのも分かるけど、この日は日本語で聞かれたので大丈夫でした。

 

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店内はこんな感じ。写真ブレました。

 

 

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メニューは日本語表記もあって、一安心。でも、価格は全てドル表記です。

 

この日は風が強く肌寒かったので、店内で食事をすることにしました。

妻とテーブルに着くと外国人の女性が「こんにちわ!テーブルを担当します○○です」と陽気に挨拶してくれました。気分はアメリカン・フィーリング。

ちゃんと日本語通じるじゃないかと、胸をなで下ろします。英語が出来るツマはそんなことないだろうけど。

店内は外国人客ばかりという訳ではありませんでした。この日は日本人客の方が多かったです。隣のテーブルで、日系人ぽい家族の楽しげに食事をしていました。

 

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こちらが人気のテラス席。この日は寒すぎました。また暖かい時に来たい。

 

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テーブル担当のおねーさんのオススメに従ってオーダーしたのは

①アメリカンサイズのステーキ。ポテトとスクランブルエッグもたっぷりです。

 

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セットのスープは、ロブスターの旨味がとっても濃厚でデリーシャス!!

 

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②ケージャンシュリンプ&ソーセージのパスタ。

平打ちのパスタにソースが絡んでボーノ!!

お値段は$13.95。1$=113円くらいだから・・・1600円くらいか。

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テーブル担当におねーさんのフランクで明るい接客に、おいしい料理で大満足でした。

アメリカンサイズなので、量が多いのは注意が必要です。

 

店の外に広がる12月の沖縄の海。また良い季節に来たいなあ。