南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

楽しい時(FUN TIME!)


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お正月に、きょうだいで集まる時用に「キャプテンリノ(巨大版)」というボードゲームを買ってあった。結局、コロナのせいで正月の集まりは中止となり、このゲームはパッケージもそのままに置かれたままになっていました。

 

それが、この土日で九州からきょうだい達がやって来る事になって、ようやっと、このゲームの出番となったのです。宿泊先のホテルまでは、車に積んで持っていったのですが、このボードゲームは結構重たくて、かさばって、持ってきた事を少し後悔したりもしたのでした。

 

日中はみんなで、沖縄本島北部の観光地を回りました。夏を思わせる海岸線を散策したり、のんびりと水牛車に揺られたりと、沖縄の観光を満喫しました。

ホテルに投宿となった時も、バッグやカメラを担ぎつつ、この重くかさばるゲームを手に抱えてチェックインするぼくを、きょうだい達は少し呆れてたでしょう。

 

食事を終え、いよいよ「キャプテンリノ」の出番です。

このゲームは言ってみれば「ジェンガ」と「ウノ」を合わせたようなゲームで、順番に、紙で出来た壁と屋根でマンションの階層を積み上げていくといったものです。途中て崩れたら、その時に積み上げていた人の負け。そして、その時に手持ちカードが最も少ない人の勝ちになります。


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途中、カードの指示によりキャプテンリノというサイのキャラクターのコマを動かしたりしなければなりません。木製でちょっと重さのあるこのコマを上層に移す際には、紙で出来た高層マンションはグラグラと揺れたりしてスリル満点です。

 

最年少6歳のプレーヤーも大はしゃぎだし、大人達も普段見せないような表情で、一喜一憂大騒ぎです。

 

紙のタワーマンションは、高さ2メーターを超えて伸び続け、椅子の上から更に積み上げてゆきます。随分と傾いたところでツマの番となり、皆が、傾いた紙のマンションをツマが倒すシーンを予想しましたが、ツマは執念のクリア。ツマはこういうゲームに対して面倒臭がりなのですが、それを上回って負けず嫌いなんですよね。

 

結局、いもうとが触れた瞬間にマンションは派手な音を立てて倒壊し、手札の一番少なかったツマの勝利となりました。

昼間歩き回って、クタクタの筈の最年少プレーヤーも、最後まで真剣勝負してました。


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こんなに笑ったのは、いつ以来だろうと思う夜でした。