南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

沖縄の魚料理はちょっと…とは言わせない

f:id:fuku-taro:20201129224920j:plain

ぼくは2019年の夏に、転勤で沖縄にやって来たわけです。

前任地は四国の高知県でした。

お世話になったお客さまに、転勤のご挨拶に行くと、

「今度は沖縄ですか。あー良い所やねえ。沖縄は何度も行ってるけど、景色は良いし、人は良いし良い所よねえ」と言われました。

しかし、続けて言われた言葉が少し気になりました。「食べ物はねえ、肉は美味いよねえ。やけど魚はちょっと・・・」

転勤でやって来るまで沖縄に来たことが無かったぼくは、何となくそうなんだなあ、とその言葉が記憶に残りました。まあ、高知人は、「カツオ」はもちろん「清水さば」や「うるめいわし」など絶品の魚を堪能できる環境で生活しているので、ちょっと魚にはうるさい面もあるんですけどね。

 

沖縄で生活してみて、公設市場などで色とりどりの熱帯魚(?)が魚屋さんに並んでいるのを見ると、写真の被写体には持ってこいなんだけど、正直、食べてみたいとは思わなかったんだなあ。

 

そんな訳で魚料理を食べない沖縄生活を過ごしていたんだけど、ある日、会社の人に誘われていった街の居酒屋で初めて沖縄の魚料理を食べた。何品か魚料理をオーダーしたんだけど、散々な感じで何ていう魚を食べたかも覚えていない。(沖縄の魚の名前は独特なのだ)そんな「事件」もあって、更に魚料理を食べる事は無くなっていった。

 

それで、ある日の事。県南部にお出掛けした時に、お昼ご飯をどこにしようという事になった時、ツマが「糸満にある糸満漁民食堂って美味しいらしいよ」と言い出した。正直、心は1ミリも引かれなかったんだけれど、地元のローカル番組で漁民食堂の「魚汁」が美味しいと紹介されていたので、少しばかりの好奇心はあった。だけど、気乗りのしないぼくは、「目の前のびっくりドンキーで充分なんだけど」と声に出さずにそう言った。

 

我が家の日常として、食事でツマが行きたいと言い出したお店に、ぼくの拒否権は無いという暗黙のルールがあるのだ。

 

そんなわけで、到着しました。糸満漁民食堂。むむむ、お洒落な外観じゃないか。11時半の開店直後に到着したが、多くの人が順番待ちしてます。いや、外観じゃ味は分からないよ。

f:id:fuku-taro:20201129224956j:plain

f:id:fuku-taro:20201129225026j:plain

f:id:fuku-taro:20201129225055j:plain

 

店員さんに誘導されて入店。店内もお洒落です。漁民食堂というから、漁師のおじさん達が出入りして、厨房には漁師の奥さん達が忙しいそうに働くプレハブのようなお店を想像してたけど、全然違います。まるでカフェレストランのよう。

メニューもかわいい。

f:id:fuku-taro:20201129225144j:plain

 

かわいいメニューを眺めながら、ツマはイマイユ(新鮮な魚)のバター焼き定食を。ぼくは、気になっている魚汁定食に。ちなみに、バター焼き定食は、黒板に書かれた「本日の魚」から選んでバター焼きにしてもらいます。

あと、沖縄天ぷら好きなぼくは、イカの天ぷらもオーダーします。

f:id:fuku-taro:20201129225219j:plain

f:id:fuku-taro:20201129225301j:plain

f:id:fuku-taro:20201129225332j:plain

 

ツマのバター焼き定食の前菜。ちょっともらったマグロの黒胡椒なんとかが(すみません。忘れました)美味い。確実に美味い。

f:id:fuku-taro:20201129225401j:plain

 

お刺身は山椒のピリリと効いた「しびれ醤油」で頂きます。ぴりりりり。本当にしびれますー。でも、癖になる。

f:id:fuku-taro:20201129225430j:plain

 

沖縄イカ天ぷらは塩で頂きます。はあ、うまい・・・。外はカリっと中はもっちりの沖縄天ぷらです。イカが分厚くてウンマイ。ここはお酒が飲みたくなるお店です。運転してるので今日は我慢。

f:id:fuku-taro:20201129225501j:plain

f:id:fuku-taro:20201129225525j:plain

 

そして魚汁の登場です。土鍋に入っています。

f:id:fuku-taro:20201129225830j:plain

 

ツマのバター焼きも、どどーんと登場。迫力あり。

f:id:fuku-taro:20201129230352j:plain

 

・・で。魚汁ですが、スープはこってりとしていて味噌ベースかと思いきや、しょう油と胡麻ベースだそうです。ちょっと上品な味わい。

f:id:fuku-taro:20201129230420j:plain

 

お豆腐(島豆腐かな?)

f:id:fuku-taro:20201129230450j:plain

白魚の切り身。

f:id:fuku-taro:20201129230516j:plain

スープが意外とさっぱりしていたのは、トマトのお陰でしょうか。

f:id:fuku-taro:20201129230551j:plain

漁民食堂の「魚汁」という名前では勿体ないような、洗練されたお料理でした。大満足&再訪決定です。少しつまんだツマのバター焼きもとても美味しかった。

 

 

ツマのデザート。ゴマのアイスクリームも隙がない。

f:id:fuku-taro:20201129230622j:plain

 

糸満市は歴史のある漁師たちの町です。その「糸満」の名前を冠した、この「糸満漁民食堂」。海の民たちのプライドを充分に感じられます。はああ、美味かった。絶対おすすめです。今度、県外からお客さんが来たら絶対に連れて来ようっと。

f:id:fuku-taro:20201129230757j:plain

 

 

やっぱりステーキが人気らしいよ

f:id:fuku-taro:20201206201159j:plain

 

沖縄発祥の格安ステーキ屋さん「やっぱりステーキ」が、東京に進出して話題になっているんだとか。僕も一度食べた事がありますが、TVで取り上げられているのを見ていると無性に食べたくなってしまい、久し振りの再訪です。本日は、やっぱりステーキ5th(あしびなー店)へ。ちなみに「あしびなー」は、豊見城市にあるアウトレットモールです。お買い物のついでにちょっとステーキでも。

 

「やっぱりステーキ」の魅力は、何と言っても価格の安さです。看板メニューのやっぱりステーキは150gで1000円。ライス、スープ、サラダのお代わり自由です。

 

f:id:fuku-taro:20201206201735j:plain

f:id:fuku-taro:20201206201622j:plain

 

券売機で食券を購入し店内へ。店員さんに券を渡し、先にライス、サラダ、スープを準備します。これはセルフサービスです。

やがて、溶岩プレートの上でじゅうじゅうと湯気を立てながらステーキが登場。

写真は、やっぱりステーキ225gで1480円也。(税込み)

f:id:fuku-taro:20201206201700j:plain

ステーキソースは数種類がテーブルに備えてあり、自由に選べます。

沖縄では超メジャーなアメリカ生まれのA1ソースは、やや酸味が強いソース。タマネギソースや、和風甘だれや、しょう油、ポン酢もありますが、僕の好みはにんにくしょう油にわさびを落とす食べ方です。わさびの代わりにきざみニンニクを入れるのも良い。

 

f:id:fuku-taro:20201206201811j:plain

ご飯は、白米と雑穀米から選べます。雑穀米とサラダをお代わりしちゃいました。

この値段で充分美味しいです。コスパ高いよ。

f:id:fuku-taro:20201206201845j:plain

 

お腹いっぱいになりながら、一息つきます。ふと思えば、師走に入ってるじゃないですか。今年は何だかよく分からないうちに12月になっていました。

そういえば師走の那覇市内には、まだ、ハイビスカスの花が咲いてるんですよ。

 

ほらね。

f:id:fuku-taro:20201206210516j:plain

明日の最高気温は23度の予報です。

私的不定期名曲選『この曲もえーやん!』㉙  Don’t Move / METAFIVE


METAFIVE - Don’t Move -Studio Live Version-

 

移動中のカーラジオから流れてきた曲が、とんでもなくカッコよかった。

こんな曲にいきなり出会えるから、ラジオも捨てたもんじゃない。

 

高橋幸宏を中心としたバンドらしいのだが、ぼくもまだこのバンドの事を良く知らない。ただただカッコイイのだ。

カッコイイは価値だ。カッコイイはストレートだ。カッコイイは理屈なしに強い。

そんなことを思わせれる。

とにかく、このページから youtubeを見てみてほしい。

 

高橋幸宏といえば、今年8月に脳腫瘍の手術をし、10月に退院報告をしたばかりだった。未だ完治の報は届いていないようだが、心から恢復を祈りたい。

ファミマでUEMA♪

f:id:fuku-taro:20201122213918j:plain

沖縄のファミリーマートに行くと、ファミチキなんかと並んで必ず置いてあるのが『沖縄てんぷら』です。

『沖縄てんぷら』は、衣が厚くてふわふわしている天ぷらです。カラッとかサクッとかとは一切無縁。もふっとした衣で、イカや魚やお芋なんかを揚げています。
県内で一番有名なのは『上間てんぷら店』でしょう。この『上間てんぷら店』とファミリーマートがコラボしたのが『ファミマで上間♪』のCMでお馴染みの(本土では流れてないですよね)沖縄てんぷらです。

ファミマの沖縄てんぷらは、イカのてんぷらと魚のてんぷらの2種類でスタートしましたが、最近では加えてチキンてんぷらが仲間入りしました。どれも美味しいですよ。ビールのおつまみにももってこいです。ぼくの一番好きなイカのてんぷらは1つ90円くらいです。

f:id:fuku-taro:20201122213943j:plain]

これが食べたくて、最近コンビニに行くときはファミマを探して入ります。

本家の上間てんぷらは、更に美味しいんですよ。またいつか、本家の方もここで紹介すると思います。

街の記憶16

f:id:fuku-taro:20201115225017j:plain

国際通りも人が増えてきました。最近では修学旅行生も見かけるようになってきた。

f:id:fuku-taro:20201115225039j:plain

沖縄には美味しいローストチキンのお店が沢山あります。ニンニクが効いていて旨いんだな。

f:id:fuku-taro:20201115225124j:plain

国際通りの裏にある、老舗の沖縄料理屋さん『まんじゅまい』。久し振りに訪問。沖縄感満載です。

f:id:fuku-taro:20201115225300j:plain

首里城の再建はこれからです。先日、正殿のない首里城に行ってきましたが、素晴らしかったです。正殿があるうちに行っておけば良かったと悔やみます。それでも城壁や門は見ごたえ充分です。

f:id:fuku-taro:20201115225539j:plain

ちょっと疲れ気味な日は、スパイスの効いたカレーで元気を出します。

f:id:fuku-taro:20201115225609j:plain

そんな日々が流れて行きました。

栄町なかま商店でビールを

f:id:fuku-taro:20201108231510j:plain
那覇市は先週、日中の最高気温が33度を記録しました。
11月に30度を超えるのは12年振りだとか。
まだまだビールが美味しい那覇市です。
f:id:fuku-taro:20201108231539j:plain
栄町市場内のなかま商店で千ベロです。
お酒三杯に料理が一品ついて、ピッタリ千円です。
この日はチーズ入りハムカツの盛合せを。
f:id:fuku-taro:20201108231605j:plain
居心地の良さに千円では申し訳ないと、ソーセージと厚切りベーコン(300円)を追加。
f:id:fuku-taro:20201108231637j:plain
f:id:fuku-taro:20201108231734j:plain
久し振りの一人千ベロでした。短時間で切り上げ、市場内の人気店「べんり屋」の餃子をお土産に買って帰りました。

なんとか今週の記事を書き上げましたが、いろいろ忙しくて久し振りにブログを書くのを、この時間まで忘れてました。
今日も、ほぼ週間をクリアできました。セーフ。

手帳の準備をしよう

11月になりました。コロナ禍に見舞われた2020年は、どこか時間の流れがいつもの年と違うように感じます。あっという間に11月です。

きっと、自分でも気が付かないうちに、きっと色々なストレスを溜め込んでいるのかもしれません。

そう言えば、今年に予定していた事柄が、いくつか中止になりました。久し振りの友人との再会であったり、両親との旅行であったり。

細かいことでは、このブログでも特に4月、5月の頃は、あまり出歩くような記事は書けませんでしたし、その後も、人が多く集まる場所や飲食店などは避けて生活していましたので、そういった場所やお店を取り上げる記事も書いていません。そもそも、様々なイベントが中止になってしまったのですが。

そんな2020年もあっという間に過ぎ去って行き、そろそろ来年の手帳の準備を始めます。

僕は、いつも数冊の手帳を併用しているのですが、そのいづれもがもう何年も使用する定番の物になっています。

仕事の手帳とプライベートの手帳は分けているのですが、プライベートの方は、この10年は「ほぼ日手帳」を使っています。

f:id:fuku-taro:20201101220240j:plain

カバーは、アンリ・クィールの物です。アンリさんの革はスムースで手触りがとても良いのです。手に持つだけで嬉しくなります。

因みに、横に雑誌 Numberのプロレス特集号を並べていますが、今年はプロレス熱が久し振りに高まった年でもありました。

夏頃に少し体調を崩して3日程仕事を休んだのですが、その時にベッドの中でAmazonプライムの『有田と週刊プロレス』をシーズン4まで一気に見てしまいました。まあこれが面白かったんです。そんな訳でプロレス熱が高めに推移しています。11月からAmazonプライムで有田の新しいプロレス番組が始まるそうで、これも手帳の日付にメモして楽しみにしています。


f:id:fuku-taro:20201101220312j:plain

このすべすべの竹のチャームにアンリさんの犬のマーク。

f:id:fuku-taro:20201101220424j:plain

ほぼ日手帳は1日1ページなので、パラパラとめくると、その頃の事が良く思い出されます。

正月明けには料理をするのが、自分の中で流行っていたっけ。我流で、特別なものではないですけど、作って食べるのは楽しいです。毎日それをこなす主婦の方には頭が下がりますが、来年ももう少し料理をしようかな。

f:id:fuku-taro:20201101220334j:plain

レシートやチケットなんかも貼り付けます。これは桜坂劇場でDVDを買った時のものだな。


来年は、手帳に楽しい事がたくさん書けたら良いなと思います。