南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

高知はやっぱり良かったぜよ

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つづき。

高知での3日目です。昨日は披露宴、それから長い長いひろめ市場での二次会?を終えて、ホテルに戻りました。帰り道、グリーンロードの屋台街で、懇意にさせて頂いた「ボギー亭虎ちゃん」を訪ねますが、この日は店を出していませんでした。残念です。

 

ホテルでの朝食ビュッフェで、ちりめんじゃこの出汁茶漬けなるものを発見。高知県安芸市はちりめんじゃこが名物でしたね。たっぷりのちりめんじゃこに梅干しを乗っけて、その上から出汁をかける。一口ぱくり。はあ、旨い。朝の出汁茶漬けは、優しくてたまりません。


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高知は野菜も美味しいです。
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あっという間に平らげ、お代わり(笑)
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高知市廿代町パレスホテルの朝食、ご馳走さまでした。

ちなみに、この廿代町は高知に住んでいた頃の家から程近く、その頃の生活圏でした。ですから、町並みに馴染みがありすぎて、今でも高知に住んでいるような錯覚を覚えます。食べ物は美味しく、街はこじんまりとしていて高知に癒されます。やっぱり高知良いところだなあ。

 

ところで、今回の航空券と宿泊の手配はすべてツマがやってくれました。ツマの高校の同級生が、九州の地元で旅行会社に勤めていて、このコロナ禍で仕事が厳しいらしい。ささやかだけど、彼女を通して手配してもらいました。彼女にはこれまでも旅行の度にお世話になってきました。頑張ってほしいと願います。

 

そのツマ同級生の彼女がLINEで送ってくれたのが、地域共通クーポンなるもの。ぼくはこういったものの仕組みに疎いのですが、クーポンの受け取り用のアドレスと、受け取り方の説明を送ってくれました。その金額が11,000円!凄いよ、このキャンペーン。

クーポンが利用できるお店のリストを眺めながら、行く先を絞ります。徒歩圏内で、なにより、高知龍馬空港行きの高速バスに9時45分には乗らなければいけないので、行けるお店が限られます。只今、午前9時です。大急ぎでホテルを後にします。


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日曜市もゆっくり見たかったけど、時間がない。


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アーケードを抜けて
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中央公園ではイベントが行われているようです。時間なし。

 

そうしてたどり着いたのが、高知のお土産ものや、地産品が揃うセレクトショップ「てんこす」です。ここは、午前9時からやっているとの事。事前にチェック済みです。


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ところが、コロナの影響で営業時間が短縮中ですと!

午前10時からオープンに変更されていました。(泣)


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うなだれながら、周辺をぶらぶら。


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そして、ぐるっと回って、てんこすの前に戻ってくると、お店が丁度開店するところです。九時半なのに?

考えている時間もなくお店に飛び込み、お土産やいくつかの品を購入して、ダッシュでバス停に走ります。バスに間に合いました。セーフ。

 

この時に買ったもの、その① 無手無冠の栗焼酎「ダバタ火振」。四万十栗の香る人気の焼酎です。


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その② 黒潮町のオリジナルジーンズショップ「isa」のトートバッグ。こいつに購入したお土産なんかを詰め込んで持って帰りました。長く使えそうなしっかりとした作りです。

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もう帰るがかー?

 

朝からバタバタして喉が乾きました。空港でビールをぐびり。一息ついたあとのビールは旨いよね。
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プロペラ機で大阪伊丹へ。そして、那覇へ。帰り道は長いです。やっぱり高知は遠いです。でも、それでも来たくなる。高知は良いところですよ、本当に。

また、来ますね。龍馬さん。
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披露宴からひろめ市場へ

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つづき

 

結婚式当日は快晴でした。高知市中心部の廿代町のホテルで朝食を取ってから出掛けます。

小さなブリキの玩具のような路面電車が、ゴロゴロと音を立てて進んで行きます。これも高知の光景です。

 

披露宴会場に入ると、テレビのバラエティショウでよく見る、透明のアクリル板でテーブルが仕切りがされています。入口では検温と健康チェックが行われましたし、このコロナ禍の中での結婚式は厳戒態勢です。

高知の宴席では献盃・返盃という習わしがあって、一つのお猪口でお酒を注ぎ合い、交互に飲み合うのが通例ですが、勿論、これも今はご法度です。しかし、延々と続く献盃・返盃であっという間にヘベレケになってしまうのも恒例ですから、お酒が苦手な人には献盃・返盃の禁止は好都合かもしれませんね。でも、みんな手酌で寂しそうに飲んでました。

 

そんな異例の形での披露宴でしたが、若い新郎新婦の初々しさにおじさんおばさんたちは心を洗われていました。隣のテーブルの女性が「家に帰ったら旦那をもうちょっと大切にしなきゃいけないと思ったわ」と言うぐらいに、互いを思いやる若いカップルは素敵でした。

お酒が入ってくると、誰彼ともなく「コロナだけど、結婚式やって良かったなあ」「こんなに華やかなのは久し振りで、やっぱり嬉しいね」と、そんな声が聞こえます。新郎新婦も結婚式をやるべきが、中止すべきか最後まで悩んだようです。それも、きっといい思い出に変わるでしょう。

厳戒態勢での披露宴でも、式場のスタッフの尽力もあり、明るく華やかで素敵な式になりました。拍手です。

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三時間半渡る披露宴が終わり、ぼくらはひろめ市場に流れました。みんな飲むのが好きだなあ。やはりここは高知だなあ。

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今日もカツオのタタキを食べますよー。

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ニンニクを乗せて塩で食べるのが当地のやり方です。

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高知の名物「どろめ」

ひろめ市場は思ったよりも賑やか賑やかでした。でも、テープルに人数制限があり、蜜を作らないように配慮されていました。お酒が入ってくると、そんなルールも忘れてテーブルが人数オーバーになりそうになりますが、この度にスタッフの人から注意が入ります。気を付けなければいけませんね。迷惑はかけられません。

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「花嫁の父親の悲しそうな顔が泣けたー」

そんな感想がたくさんありました。ぼくもウルッときました。バージンロードを新婦の手を取り進む父親。やがて、新婦の手を新郎に託して深々と頭を下げました。ううう……本当にいい光景でした。

この日の助演男優賞は、間違いなく花嫁の父だったでしょう。

 

もう少しつづく。

高知のよる街歩き


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つづき

明神丸でカツオと土佐酒を堪能した後は、いい酔い加減で街をぶらぶら歩きます。ああ、懐かしい景色ばかりです。
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久し振りの帯屋町アーケード。人が少ない。


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餃子の超有名屋台「安兵衛」は、満席でした。でもね、ぼくがいた頃は、いつ行っても行列がずらーっと伸びていたんです。この日は行列なし。やはり、コロナの影響でしょうか?


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玉子焼の屋台も懐かしい。

 

街を抜けてやって来たのは、とあるビルの中にあるスナックです。前にもこのブログに書きましたけど、ぼくは社会人になって、スナックを「夜の学校」として、いろいろと学びました。仕事や損得で繋がらない男や女と出合い、飲み、笑い、歌ったものです。

そんな、社会人夜間学校スナック育ちのぼくは、高知でお世話になったママさんにお土産を届けに来たのです。


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久しぶりにお会いしてお話ししましたが、このご時世なかなか大変そうでした。お酒を少しだけ頂き帰ろうとすると、ママから「芋ケンピ」をお返しに頂きました。高知の芋ケンピは、まっこと旨いんですよ。ありがたい。

また、いつか来ますねー、と店を後にします。

さて、今夜の〆は……と歩きながら、以前食べて美味しかったラーメンを思い出しました。深夜の名店「ゆめや」の「宗田節がけラーメン」です。


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飲まないつもりが、この店の雰囲気に飲まれて生ビールを頼んでしまいました。

カツオの風味溢れるスッキリした旨味のラーメンは、〆に持ってこいです。

 

久しぶりの高知ぜよ

 


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結婚披露宴に出席する為に、高知市に行ってきました。

高知から沖縄にやって来て約1年。久し振りの高知行きは、とても楽しみなことでもあります。

空港で早速、龍馬さんが迎えてくれました。

「元気じゃったかえ?龍馬さん!」


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那覇空港から大阪伊丹空港を経由して、高知龍馬空港に着いたのは18時でした。那覇から伊丹までが約2時間。そして、伊丹で乗り換え待ちが2時間。伊丹から高知が45分でした。高知遠いー。

 

高知に来たら、とにかくカツオを食わねばと、高知に住んでいた時によく通った居酒屋さん「葉牡丹」へ向かいます。

時刻は19時半なのに、何故だかお店が閉まっています。「えー!  カツオの土佐巻きがたべたかったのにー」

 

仕方なく、帯屋町アーケードの中の「明神丸」さんへ。

テーブルに着くなり、カツオの塩タタキと土佐酒の美丈夫を頂きます。


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ぼくは、だいたい焼酎党で普段は日本酒を飲まないのですが、カツオのタタキには、やっぱり土佐酒が合いますね。

 

改めて思うんだけど、土佐人は日本一カツオの食べ方が上手いと思いますよ、本当に。

 

タタキをペロリと平らげ、お酒も進みます。でも、明日は披露宴なので飲み過ぎ注意です。

ここでの〆は、やっぱりカツオのタタキの巻き寿司、その名も「土佐巻き」です。ぼくは、この土佐巻きに目がないんです。本当は「葉牡丹」の土佐巻きが一番好きなんだけと……仕方ないですね。でも、何で閉まってたんだろう?コロナの影響でしょうか?何はともあれ、カツオと土佐酒にありつけたぼくは、急速に土佐の街体に馴染んでくるのを感じるのでした。つづく。


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国際通りでステーキを

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先の4連休から、九州の妹の子ども(20代女子)が、我が家に遊びに来ていました。

4連休からそのまま居残りして、10泊の沖縄滞在でした。学生時代の友達が沖縄で働いているとかで、その子ともアチコチ遊びに行って、何とも羨ましいような長い夏休みを沖縄で過ごしていきました。

4連休は、オクマビーチや、やちむんの里や、アメリカンヴィレッジ等をツマと3人で回ったりして、ぼくも楽しませてもらいました。

ツマと相談し、沖縄に来たらやっぱり国際通りでステーキでしょう!ということで、彼女を連れてサムズでステーキコースを。普段はステーキなんて、あまり食べませんが、ここぞとばかりにです。

サムズのステーキは、目の前の鉄板でシェフがパフォーマンスを見せながら肉を焼いてくれるスタイル。少しミーハーな観光客になったような気分で、美味しいお肉を頂きました。

帰り道、国際通りの人通りが少しばかり賑やかになり、嬉しいような不安なようなそんな気分です。

コロナが早く終息して、元の活気ある国際通りを早く見たいものです。

しかし、20代は体力あるなー。昔は自分もああだったよなあと思いながらも、おじさんはマイリマシタ。

私的不定期名曲選『この曲もえーやん!』㉗ Tonight, the Night / BONNIE PINK


BONNIE PINK - Tonight, the Night

 

90年代中頃に小室哲哉の音が巷を席巻している頃、ラジオから流れて来たちょっと風変わりな女の子の歌があった。ちょっと鼻にかかったような声をギターの音に乗せて歌う、赤い髪の女の子。それがBonnie Pinkだった。

 

2000年前後にBONNIE PINKをよく聴いた。最近どうしているんだろう?と思い、ネットを検索すると、今も活動しているようだ。結婚し母となったあの赤い髪の風変わりな女の子は、今だったらどんな曲を書くのだろうと興味が湧く。

 

最近のぼくは、少し音楽を聴くようになっている。ゆっくり音楽を聴くなんてしばらくなかった事なのだが、保管したままになっていた大量の古いCDから適当に選んで、3時間も4時間も聴き続けてしまう。そうするとなんだか心が少し豊かになった気がする。

 

たった一枚のCDが生活に彩を添えてくれるなんて、素敵な事じゃないか。今更ながらにそう思うこの頃だ。