南風通信

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沖縄マラソンに出るのだ(10kmだけど)

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沖縄はマラソンが盛んな場所だなんだとか。

なんでも25歳以上の人口100人当たりのランナー人口は、東京、千葉に続いて全国第3位らしい。

 

一方で、「沖縄の人はとにかく歩かないよー」と地元の人から聞いた。ちょっと近くまで出かけるにも車やバイクを使うので、歩かないらしいのだ。そのせいで成人の肥満率が全国平均よりも高いとも聞く。

数字だけを拾うと健康的なのか不健康なのかよく分からないのが、ここ沖縄なのです。

 

マラソンで自分の事で言えば、沖縄に転勤する前に高知県にいた時にランニングを始めようと思い立ち、高知県安芸市で行われた「安芸タートルマラソン」の10kmに出場したのが2018年12月の事でした。ちなみに高知県安芸市は、三菱財閥の創始者「岩崎弥太郎」の出生地なのですよ。

 

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「安芸タートルマラソン」2018年12月 ・高知県安芸市

 

それ以来、ランニングを継続しようとして、のんびりと走り続けていましたが、2019年の夏に沖縄へ転勤してしまい生活が一変したために、ランニングはすっかりご無沙汰になっていました。

沖縄生活も慣れて少し落ち着いてきたので、もう一度走り始めようと、今回「沖縄マラソン」の10kmにエントリーしました。

大会は2月16日なのですが、全く練習していない状況で「これはいかん」と思い、久し振りにランニングシューズを履いて那覇市の「奥武山公園」へ向かいました。

那覇市の、ゆいレール「奥武山公園駅」は、国際通りの入り口にあたる「県庁前駅」から3駅で、乗車時間は10分もかかりません。その奥武山公園駅から徒歩15秒の先に広がるのが「奥武山公園」です。プロ野球の開催される「沖縄セルラースタジアム」を含む広大な敷地が広がります。沖縄での読売ジャイアンツのキャンプ地もこの「奥武山公園」ですね。

 

 

この奥武山公園内には一周1066mのジョギングコースがあり、ランニングにはもってこいです。このジョギングコースは緩衝材を敷き詰めた柔らかいコースで、足に優しいです。

 

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子供を連れたパパママの姿も多く、市民の憩いの場所でもあります。小さな子供が鳩を追いかけてお道化て見せたり、小学生が「くねくねスケートボード」で遊んだりしています。天気も良いし良い気分で走りました。

 

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 7キロを超えた頃から足の付け根や、足の裏に鈍い痛みが出ます。やっぱり練習なしで、いきなりのランニングは怖いです。無理しないように1時間20分をかけて10kmを走りました。

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ランニングコースのすぐそばには川が流れていて、これもまた開放的で良いのです。目の前をボートが3艘進んでゆきました。

この水辺で上半身ビキニの若い女性がいました。いやいや、今は2月に入ったばかりだぞ、と当惑します。

那覇市の中心街から目と鼻の先に、こんなに気分の良い公園があるなんて、ちよっと贅沢ですよね。那覇生活も良いものだなあと、また一つ思うのでした。