路面電車のある風景が好きだ。
高知には、とさでんが走っていて高知人の生活に深く浸透しています。
朝の通勤時などは2,3分に一本の電車がやって来てとても便利なのです。
考えてみれば、ぼくは路面電車のある街に比較的縁があるようです。
社会人になって転勤であちこち住みましたが、その第一歩となったのは平成三年の北九州小倉でした。今はもう無くなってしまいましたが、その頃の小倉には路面電車が走っていました。
今でもはっきりと覚えているのですが、小倉に到着したその日、独身寮としてあてがわれたマンションに荷物を置いた後、(3LDKに新人二人住まいでした)そのまま路面電車に乗って到津遊園まで「探索」に出かけました。懐かしく思い出します。今はもう路面電車も到津遊園もありません。(到津遊園は名前を変えたとか・・)その風景も今はもうずっと昔のものになりました。
路面電車のある風景はなんとなく風情を感じさせるように思いませんか。
路面電車が無くなった今の小倉は、その頃よりも「カリッ」とした都会的な街になったように思います。個人的な感想ですが。
とさでんの走るここ高知の街には風情があるなあと思います。
その後、鹿児島と熊本に住む機会がありましたが、そのどちらにも路面電車が走っていました。こちらはそれぞれ今も現役で活躍しています。
今、世間を騒がしているようですが、線路内に立ち入っての写真撮影はしていませんのでご安心くださいね。
「がっかり名所」と呼ばれる「はりまや橋」と電車です。
ぼくは全く、はりまや橋にがっかりした事はないのですが、そんな風に呼ばれている事もあるそうですね。
アンパンマンの作者として有名な、やなせたかし氏は出身が高知県であり、高知新聞に勤めていた事もあるのですが、そのおかげで香美市に「香美市立やなせたかし記念館」があります。http://anpanman-museum.net/
ここは昨年行きましたが、本当に素敵な施設です。大人も十二分に楽しめますし、やなせさんの人柄にきっと誰しも心を打たれるでしょう。また機会があれば是非行きたいと思っています。
ちなみにとさでんは1000円で全区間一日乗り放題の乗車券があります。
今度、一日乗車券で遊んでみようかなあ。もう少し暖かくなったら計画してみよう。