南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

愛と欲望のラーメン

ぼくの住む街の隣のB市というところに、玉八という名のラーメン屋がある。ここはラーメン屋なのだけれどチャンポンが絶品であると専らの評判だ。

 

そもそも、ぼくがこの店を知ったのは、お笑い芸人ロバート秋山がローカル番組で紹介していたから。その番組を観た後、すぐに行ってみたのだが、確かにチャンポンは絶品だった。

 

この日は仕事で朝からB市に行くことになっていて、「お昼は玉八のチャンポンだな」と心に秘めながら、そつなく午前の仕事をこなした。

 

さて、いよいよ玉八へ突入なのだが、その前にコインパーキングに車を停める。玉八には駐車場がない。それどころか店は人ひとり通れるくらいの路地の奥にあるのだ。

 

その入り口を入り、狭い路地に連なる沖縄料理の店や餃子屋などを通り過ぎる。いよいよ玉八……と思えば、まさかの「臨時休業」の張り札。ぴえん(古い)。

 

さて、どうしたものか。コインパーキングの料金は既に発生している。この界隈で行きたい店といえば、天丼の「とよ常」があるが、そこは前に仕事で来たときに食べた。それに口が麺の口になってるわけで。うーん。

 

スマホで近辺のラーメン屋を検索すると、油そばのお店が出てきた。ちょっと前にラーメンのムック本に紹介されていた店だ。玉八のショックは癒えないが、そこへ向かうことにした。

そのお店はそれなりに人気店で、この日も客が多かった。カウンターに落ち着いて、冷静になって考えてみれば、油そばなるものを食べるのは初めてだったのだ。

 

前にこのブログで書いたことがあるが、ぼくはつけ麺があまり好きではない。つけ麺を食べるならラーメンを食べるという考えのヒトだ。だから無意識なのか意識してなのか、油そばを避けてきていたのではなかったか?玉八のショックで混乱して、気がつけばこのカウンターに流れ着いたのかもしれない。

 

そんな危惧があったのか、やはり油そばは、ちょっと違った(美味しかったけど)。別にこの店の油そばがどうということでもないと思う。だってラーメンムック本に紹介されたばかりだし、人気店だと評判だ。だけど、ぼくはやっぱりラーメンのヒトでした。ごめん。ご麺。

 

ラーメンといえば最新のブルータスの特集がラーメンだった。ネットで表紙を見た時からワクワクし、本屋へ行った時に買おうとして手に取った。だけど、結局買わなかった。理由は書かない。

 

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ぼくには厳竜軒のラーメンがある。もう何十年も前から一杯400円を頑なに守るラーメン。

 

このブログでも何度も出てるから、ちょっと書きすぎかと思ったりもするけれど。

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