南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

感謝

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カテーテル手術を受けた。前後して3日の入院だった。

 

初めての手術室の中には、アームに吊られた3連モニターや、その下にも別のモニターがあって、様々な情報が表示されている。部屋全体が白く明るく、何かの実験室かのように見えた。

 

手術台の上に乗ってからは、まさにまな板の上の鯉状態だ。6,7人の男女がてきぱきとぼくの体を固定する。

 

若い女性の「じゃあ、やりますか!」という引き締まった声の後、マスクから麻酔を吸引し、その後は何も覚えていない。

 

手術室で見た先生たちの姿は、現場仕事のプロ集団だった。それは外来で見せる表情とは少し違って見えた。

 

 

術後12時間体を固定され、点滴に繋がれ、寝返りも打てない。これがなかなか辛かった。

 

看護師の方々の仕事に支えれながら、12時間を過ごした。

 

看護師の方々もプロの職業人だなあと思った。本当に有難かった。

 

ぼくの病室は4人部屋だったが、ぼくが入院する時にいた3人の患者さんは、ぼくが退院する時にもまだ残られていた。自分がこんな風になっていろいろと思う所もあって、皆が早く家に戻れますようにと願った。

 

主治医の先生や医療スタッフの方々、そして看護師の方々には感謝の想いしかない。

 

今まで自分の体を過信していたようなところがあった。

 

今まで無頓着に生きてきて、何事もなかったのがラッキーだったのだ。

 

これからは、健康であるように努力しようと思う。