日曜日の夜遅く、もうすぐ日付が変わり月曜日がやって来るという時間に、ブログを書かなきゃと思いキーボードを叩いている。
傍らには、キャンドルランタンの炎が揺れている。その小さな火を眺めながら、アイディアの種のようなものが浮かんでくるのを待っていて思う。
もう随分と長くなっているコロナ禍での生活で、いつの間にかきっと僕は、活力を失いつつある。
正直、もうしばらくの間、文章を書きたいという気持ちが湧き上がってこない。
そんな中で、このブログで自分に課した唯一のルール「週に1度の記事をあげること」がなければ、きっとこのブログは、かつて栄えた砂漠の廃墟のように時の流れに埋もれて、自分自身にさえ忘れ去られていただろう。
久し振りに訪れたブログが、砂に埋もれて時の流れを止めていたのを発見するのは、どこか寂しい。継続だけが、いま僕のやるべきことだ。
誰かが、この南風通信に久し振り来てくれた時に、砂時計のようでも良いから、時の歩みを進めていたい。
そんなことを、深夜に色彩のブルースを聴きながら思う。