年季の入ったプロレスファンとしては、昨今のプロレス有料配信はとても有難い。
特に九州の地方都市に住んでいると、地上波放送も数ヶ月遅れが当たり前で、不遇をかこっていたのだ。
夏といえば、プロレスファンなら言わずもがなの新日本プロレスG1クライマックスである。32人のレスラーが4ブロックの予選リーグを戦い、各ブロックの上位2名が決勝トーナメントに進む。
今年は新日本プロレスとは異なる団体の若きエース清宮海斗が初出場していて、思わずこの有料配信を登録してしまった。ぼくは清宮海斗の所属するプロレスリングNOAHを応援している。敵地にたった一人で乗り込んで行った若武者を応援しないわけにはいかない。
この暑い真夏に、連日のシングルマッチが組まれる過酷なツアーである。見る方もまた大変なのだ。
G1が始まる前から登録して見ているプロレスリングNOAHも忘れてはいない。佐々木健介の兄弟弟子である、中嶋勝彦と宮原健斗の一戦も、古くからのプロレスファンを唸らせる好カードだった。そして、試合もまた素晴らしい戦いだった。
プロレスファンの寝不足の夏は、まだまだ続くのだ