南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

春一番に誘われて

昨日は、北部九州地方で春一番が吹いたという。

強い南風は、いよいよ春らしい季節が、近いらしいよと教えてくれる。

まだ急に寒くなったりするけどね、でも、少しづつ暖かな日が勝ってくるよって。

そんな南風が吹いた次の日は祝日で、午前中にお出かけで用事を済ませたツマと義母とぼくは、昨日の暖かな陽気を思い出しながら、お昼は公園でお弁当を食べようとなった。

スーパーでお弁当をそれぞれに買って、ついでに唐揚げをシェアして食べられる分を買った。それから、いつだったか同じようにお弁当を食べた公園を思い出しながら、そこへ向かった。

やはり天気も良かったので、海辺のその公園には小さな子供の連れの家族や、若いカップルや、犬の散歩をする愛犬家たちなどで賑わっていた。

しかし、いざ公園内で3人がお弁当を食べられそうな場所を探すと、海沿いに並ぶベンチには、海からの北風が吹きつけていた。

風裏になりそうな場所もなく、冷たい風の当たる海辺のベンチに腰掛けて、3人並んでお弁当を開いた。が、いきなりぼくのお弁当のフタが風に飛ばされていく。お弁当を左手に割りばしを右手に抱えたまま、芝生の上を転がっていくフタを追いかけるぼく。

フタを回収してようやく、一口目のメンチカツをかじると、人に良さそうな3人の気配を察した鳩たちが、目の前を徘徊し始める。

f:id:fuku-taro:20260223221125j:image

北風にお弁当ごと飛ばされそうになっている状況で、鳩の相手なんかしてられない。メンチカツの下に敷かれたキャベツの千切りが巻き上がるように飛ばされていく。

3人は大急ぎでお弁当と唐揚げをかきこみ、近くのカフェへ逃げ込んだとさ。

こうして春一番に誘われて、外で気持ちのいいランチ作戦は失敗に終わったのでした。ちと早かったよね。

f:id:fuku-taro:20260223221126j:image

f:id:fuku-taro:20260223221128j:image