
徹子の部屋に出演したタモリが「(今は)新しい戦前じゃないですか」と言ったのは何年前だったろうか。
最近の世の中の変化のスピードに驚きながら、そんな事を思う。
半藤一利の「昭和史」を取寄せて、少しづつ読み始めたりする。
ぼくは昔から政治的なものが好きではない。好きではないからといって、選挙に行かないわけではない。選挙権を得てからは、すべての選挙に行っている。でも、政治的なものが好きではなく、政治的な人が苦手だ。これは個人的な資質の問題だから仕方ないと思う。
だから、こんなところで政治的な事を書いたりするのは野暮だと感じる。あくまで個人的な思いなので、それ自体を声高に誰かの批判につなげるつもりもない。
しかし、一番気になっているのは、それがどのような方向であろうと、一方向へあっという間に、そして、雪崩のように(それは自然に起こりうるもののように)流れていく状況が気持ち悪いのだ。
政治は好きではない。だけど、人間が好きで、常に人間に興味を持って生きてきたように思う。
今、この時代の人間たちは(日本だけでなく世界中の)、一体、どうしちゃったんだろうと思う。
インターネットやSNSは、言い古された事だが、人間を幸福にしたのか?そして、AIは人間を幸せにするのか?
そんな答えを、誰も持ち合わせていないようにみえる。
ただ、思うのは、この十数年の人間たちは「余裕」を失っているようだ。
ただ、目の前の事に対応し続けて、今日が終わる。これで良いのだろうかと考える間を与えられることなく、もう明日が迫っている。
こんな日は美味い焼鳥でも食べて、酒を飲もうとお気に入りのお店へ。それも久しぶりのこと。
カウンターに一人腰掛けて、顔見知りのお兄さんが串を焼きながら、話し相手になってくれる。話題は同好の趣味の釣りのこと。ありがたいことだ。
安くて美味い焼鳥を楽しめる生活が、このまま続くと良いと思う。
