南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

村上春樹を読む時間

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 久し振りに村上春樹の小説を読んだ。

先月、学生時代の友人とオンラインで読書会を行ったのだが(彼は東京、ぼくは九州)、その時の課題図書が「女のいない男たち」だった。

 ぼくにはよくある事なのだが、この時も課題図書を最後まで読めていなかった。しかし、この試みは思いの外楽しい時間となり、お酒を飲みながら3時間半を超えて続いた。

 話は、課題図書を超えて、若い頃から読んできた村上春樹の作品(最近は若い頃ほど村上春樹を読まない)の事や、その他の作家の作品、更には最近の時事問題や世相について、そして、それぞれの目下の課題(悩み?)へと多岐に渡った。

 こんなに長い時間、おじさん二人が話せるものだと自分で呆れつつも、学生時代はこんな時間を沢山過ごしたよなと懐かしく思い出した。

 このオンライン読書会は7月に第2回目を予定している。課題図書の「女のいない男たち」もようやく読み終えた。しかし、本を読むのが遅くなっなと思う。いや、そうではなくて、本を読む時間をまとめて取ることが難しくなっているのかもしれない。

 課題図書を読み終えて、7月の読書会が楽しみだ。