大分市には人気の二郎系ラーメン店が2つある。県外にも店舗を展開する「太一商店」と地元でどっしりと運営する「まる重」がそれだ。
初めて二郎系なるものを食べた時は、とても好きになれそうになかった。そして、K大学卒の入社同期のKくんが熱心に語っていたらーめん店が、あの二郎の三田店である事が、後になって分かった。Kくんの話を聞いたのが30年ほど前。初めて二郎系ラーメンを食べたのは20年くらい前か。
そう思えば、二郎系なるジャンルは、この20年ほどで一気に全国に広まったということだと気づく。まさか、二郎系やインスパイア系が嫌いじゃなくなるとは思わなかった。(今でも好きかと問われると躊躇してしまう)
大分市に帰ってきて、太一商店には時々足を運んだが、もう一つの雄、まる重は久し振りだ。
スープは太一商店よりも豚骨が強い。多分、10年ぶりくらいに食べて、旨さを再確認した。
旨さを再確認したというのもあるが、地元を不在にした10年で、まる重も太一商店も更にレベルアップしていたのを認識した。
二郎系は美味いんだけど、一度食べるとしばらくいいかなって思うよね。