大分県日田市は、江戸時代に徳川幕府の直轄地(天領)として栄えた歴史を持つ。
その日田市で、この週末に、日田天領まつりが催されたので行ってきた。
さすが徳川直轄地だけあって、古い建物が江戸風であり、九州の雰囲気でない。
埼玉県の川越をイメージしてもらえば、分かりやすいかもしれない。歴史のあるお店や酒蔵が軒を連ねる。
この日は竹灯籠に日が灯り、古い町並みの夜を照らし出した。
神輿も踊りも無い祭りだけれど、多くの人出で、皆それぞれに幻想的な宵を楽しんでいた。
露天も多くなく、落ち着いた雰囲気だ。これくらいが丁度よいと思える。暗くなって竹灯籠に灯りが揺れるのを見ると、心が満たされた。