南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

街の記憶31

 

夏の日は、街に光が溢れていて、街撮りの写真散歩にはもってこいの季節だ。

写真には良いのだが、写真を撮っている者には、ちょっと厳しい。

 

夜に賑わう歓楽街を、白けたように佇む昼の間に歩くのが好きだ。

人気は無く、結界が破られて魔力の及ばなくなったような路地に踏み込む。

 

この日の後半は、ビールをちょっとばかり飲んだから、そんな画になっているかもしれないな。