南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

カデナ・マリーナ

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 カデナ・マリーナには、沢山の外国人がいる。もちろん、日本人も少しはいるけどけど。

 

 その外国人たちの殆どは、米軍基地の関係者だと思われる。

 

 ぼくは通りすがりに目に付いたこのマリーナの看板に魅かれて、通り越した車を止めて歩いて戻ってきたばかりで、このマリーナの事を何も知らない。入って行っても良いものなのかもよく分からずに、海辺の景色に呼ばれるように進んで行った。少し緊張しながら。

 

 海べりまで進むと、砂浜に黒人と白人の男が二人デッキチェアーに寝そべって、日向ぼっこをしていた。Tシャツから伸びた腕は丸太のように太く厳つくて、いかにも軍関係者のようだ。彼らの上に柔らかな陽光が降り注ぎ、その向こうでさざ波がきらきらと揺れていた。気持ちの良い午後だった。

 

 海辺にある敷地内のレストランでの支払いは、米ドルかクレジットカードのみだそうだ。日本語は通じるのだろうか。いつか、このレストランで海を眺めながら食事をしてみたいと思った。

 

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