南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

友人からの便り

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 2020.6 沖縄市

 

 

 学生時代の後輩で、大切な友人のそうちゃんから葉書がきた。コロナ禍のステイホーム中に書いた葉書からやり取りが続いている。楽しく嬉しいことだ。

 ぼくと彼は音楽の趣味が合う。二人とも「プリンス」を好きでいるし、キリンジの世界にぼくを引き入れたのはそうちゃんだ。

 そんな二人の共通の趣味の一つが読書。学生時代は同じ文学系サークルにも所属していました。葉書の中で彼は、最近読んだという「ガルシア・マルケス」の事に触れ、「予告された殺人の記録」と「命の猶予は十二時間」を薦めてくれていました。

 

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この作家の有名な作品に「百年の孤独」というものがありますが、読んだことがありません。それどころかガルシア・マルケスを読んだことが無い。しかし、同じ「百年の孤独」という名をつけられた宮崎県の焼酎は飲んだことがあります。今度こそ、ガルシア・マルケスを読んでみよう。

 

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良い本を探すには、本をよく読んでいる人に聞けばよいとも言います。友人からの便りは、いつも、ぼくの好奇心を少し広げてくれるのです。