南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

新しい日常

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コロナ禍での自粛生活で気づいたこと。

その1、お酒好きだと思っていたけど、本当は、それ程好きじゃないかもしれないと思った事。

その2、欲しいモノが少なくなった事。または、欲しいモノの傾向が変わった事。

その3、家の中の生活が苦にならず、外出無しでもそれ程ストレスにならなかった事。

その4、今までの仕事で、ストレスや疲労がかなり蓄積されていたと思う事。(やたらと眠い)

その5、本当の友人と呼べる人が少ないなと思った事。



評論家やコンサルタントのような人達が、「アフターコロナの世の中はこういう風に変わる」みたいな事を言っているのを見かけたりしますが、そのようなことに過敏に反応するのも、少しバカバカしく思えるようなこの頃です。

変わるべきは世の中よりも、まずは自分ではないかと思ったりもします。

コロナ禍は、「本当に大切なものは何か」を問いかけたのではないかとも思えてきます。


沖縄は梅雨の真っ只中で、午後から激しい雨に見舞われました。そんな今日は、ご無沙汰している人たちへ葉書を書いて過ごしました。しばらく会っていない人の事を思い浮かべながらペンを進める時間は、なんだか豊かな時間でした。

ポストに数枚の葉書を投函してから、雨の国際通りを抜けて、沖映通りのジュンク堂書店へ行きました。気になっていた本を購入する為です。

ジュンク堂書店のフロアーの隅に、ステージが組まれていて、沖縄ローカル芸人さん達がネタをやっていました。投銭方式のステージでのネタは、うちなーぐち(沖縄弁)バリバリのネタで、本屋のお客さん達も大いに笑っていました。

劇場がクローズされて、芸人さん達もネタをやる場所がなくなっているようです。今日の芸人さんも「リハビリだー」って言いながらの熱演でした。


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エンターテイメントは、不要不急なものと言われるのでしょうが、ステージを取り囲む客たちの嬉しそうな顔を見ていると、「お笑い」は、今すごく必要なんじゃないかと思いました。

毎日を、少し大切に過ごそうと、思うこの頃です。