気が付けば、この「幸福な水辺」シリーズは1年近く書いてなかった。
この間も、土佐市の仁淀川の支流にあたる波介川には足繁く通っていました。仁淀川は日本一水が綺麗な川として有名ですね。
「釣れない釣り人」と冠しているこのシリーズですが、時々は釣れる事もあるのです。42センチから43センチで揃った三匹の健康的なバスを釣り上げました。波介川の魚は元気が良い。
水温16.5度から17.5度。数日前の雨で少し濁っていました。
今回活躍したルアーたちがこちら。
小魚の形をしたプラスチック製のもの。日本製、ノリーズのレイダウンミノーJP。ロッドで強くあおる様に操作します。水中でギラッ、ギラッと煌めき魚を誘います。
もう1つがアメリカ製、ZBC社のスワンプクローラー。
中身はこんな感じ。
ソフトプラスチックで出来ていて、くねくねと動きます。このシンプルな形状のものが、操作によって小魚になったり、ミミズになったり、エビになったりします。
ところで、話は変わりますが、最近バスアングラー(バス釣り人)の間で話題を集めている一人の若手プロアングラーがいます。伊藤巧プロです。
バスフィッシングの本場アメリカのプロトーナメント、B.A.S.Sセントラル地区オープンに今シーズンから出場しています。
本格的なアメリカでのトーナメントフィッシングは初めての伊藤プロですが、2月に行われた初戦でいきなり準優勝しバスアングラー達を驚かせました。
そして、昨日第二戦の決勝が終わり、第二戦を8位でフィニッシュして、第一戦、第二戦のトータル順位は首位に立ちました!(ツアー選手は150人以上います)これでアメリカ人アングラーも伊藤巧の存在を認めざるを得ないでしょう。
野球やサッカーなどで世界で活躍する一流のプレイヤーが出てきて久しくなりますが、スポーツ競技としてのバスフィッシングで、本場アメリカにおいて、新しいスターが誕生しそうです。
伊藤巧。覚えておいて損はないと思います。
今回、後半は、ちと熱くなり過ぎました。