今年のGWはいろいろ計画していたのですが、結局ここ高知でのんびり過ごす事にしました。
夜寝る前に「明日はどこへ行こう」と考えるのは小さな喜びです。
4月30日、この日は高知市中心街、帯屋町のおびさんロード商店街にある映画館「キネマM」で映画を観ることにしました。
映画監督、安藤桃子さんが代表を務める映画館「キネマM」については先日ブログに書きましたね。
この日はGWという事で、キネマMの正面スペースでミニライブをやっていました。出演は高知県出身で、地元を拠点に活動する実力派ユニット「サンドイッチパーラー」の二人です。
このサンドイッチパーラーのミニライブを県内のイベントで見るのは3度目なのですが、あの二人が演奏を始めると「場」に幸福感が満ちてきてすごく良いんです。
「サンドイッチパーラーがキネマMに来るのなら」と、この日に映画を観る事に決めたのでした。
映画は13時からでしたが、映画を挟んで、12時25分からの1回目のステージと14時30分からの2回目のステージの両方を観ました。
サンドイッチパーラーの二人は海外でも演奏するそうなんです。「呼ばれてないけど、勝手に行って演奏してるんです」と、ボーカルのYUKIさんが笑いながら言ってました。「宿泊代とお土産代くらいは稼いで帰って来る」そうです。
この日も初夏の青空の下、二人の演奏が始まると幸福感が「場」に満ちていました。
2回目のステージでは一人のお客さんが思わず踊りだしてしまい、それに連れてキネマM代表の安藤桃子監督も飛び入りで踊りだす一幕も!みんな笑いながら手拍子をとります。サービス満点です。
安藤監督を始めてお見受けしましたが、とてもパワフルで気さくな方でした。やっぱりオーラがありましたよ。こんな素敵な映画館を立ち上げてくれて本当にうれしいです。
「GWはキネマでフィーバー」と銘打たれたこのイベントは、GW期間中キネマM前で開催しています。気になる方は是非どうぞ。
ちなみにこの日観た映画は「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」でした。最初は子供向けかと思いましたが、ところがどっこい、この映画は羊の皮を被った人生賛歌です。子供は勿論、大人も楽しめます。映画を観終えたあとで、今日という日常の素晴らしさを改めて思うでしょう。
という事で、高知の「おまち」は今日も賑やかです。