2月15日。朝の空気は冷たいが快晴。空は晴れわたりどこまでも青く広い。四国みぎしたの旅は続いている。
7時18分に後免駅を出た列車は、通勤・通学客を乗せて静かに進んでゆく。
「次はーよしかわー。よしかわうなおくん のよしかわー」
車内アナウンスが聞こえて、列車がよしかわ駅に到着します。
前回の記事でも触れましたが、
20か所あるごめん・なはり線のそれぞれの駅には、マンガ家のやなせたかし先生の作ったキャラクターがあります。そして、停車駅のアナウンスの時にそのキャラクターを紹介するのです。
例えば、赤岡駅の場合はこんな感じです。
「まもなくあかおかー。あかおかえきんさん のあかおかー」
詳しくはこちら →あかおか えきんさん|各駅キャラクター紹介|ゴトゴトweb
キャラクター一覧はこちら →各駅キャラクター|ゴトゴトweb
通勤・通学客の大半は「安芸駅」で降りてしまい、車内が空席ばかりになってしまった列車は、やがて終点の奈半利駅に到着しました。 ここでは「なはりこちゃん」が出迎えてくれます。「四国みぎしたの旅」は3日間のフリーきっぷなのですが、ここで一旦列車の旅は終わりです。この後は高知東部交通のバスに乗り換え、室戸を経由して甲浦までバスで約2時間(!!)の行程です。さらにさらに、甲浦から先に進み、徳島まで今日中に一気に走る予定です。という事で、このフリーきっぷは列車とバスを乗り継いでのフリーきっぷなのです。
奈半利でバスを待つ時間が30分ほどあったので周辺をぶらぶらと歩きます。
8時55分の予定を3分ほど遅れて「甲浦(かんのうら)」行きのバスがやって来ました。さあ、バスでの2時間一本勝負の始まりです。
つづく。