南風通信

みなみかぜつうしん あちこち 風のように

GRⅢ

街の記憶25

那覇市の歓楽街「松山」を昼に歩く。人気はなく静かだ。歓楽街はどこもそうだが、昼間はどこか白々しく感じられる。それが夜になれば魅惑の熱を帯びてゆくのだ。 コロナのお陰でこの界隈には足を踏み入れたことがなかった。緊急事態宣言が解綬され、今、夜は…

街の記憶24

街は移り変わってゆく。 コロナ禍の下、国際通り周辺では古いビルの取り壊しがちらほらと見える。 その辺の事情には明るくないが、コロナ禍との関連は何となく想像がつく。 その一方で、新しいビルやホテルが建設中だったりする。 コロナ前、その古いホテル…

街の記憶 23

街中をぶらぶらと歩く。 カメラのシャッターをパチパチと。 お腹が空いたので 最近お気に入りの和楽の肉中華そばを食す。 ジュンク堂で本格ミステリーの新刊を購入し 古書店で学生時代に読んだ詩集を購入する。 そんな一日でした。

ようやく台風一過

2021.7 那覇市 いやー参りました。 7月22日から4連休だったのですが、21日に沖縄本島に接近した台風6号がそのまま留まり続けてしまい、連休期間中のほぼ全てが強風と雨に見舞われ自宅軟禁状態でした。 今日の午後外へ出て、ああ、もうお休みが終わってしまう…

街の記憶 22

2021.5 那覇市 那覇市の牧志公設市場周辺は、ごちゃごちゃと通りが混み合っていて、歩くいていて飽きない。コロナ禍で観光客が少ないから歩きやすいし、写真も撮りやすい。 でも、人の数が少なくなって、この界隈が持っていた熱のようなものは見られなくなっ…

街の記憶 21

沖縄が緊急事態宣言に入る前に、映画を観た。 話題になった映画なので、観た人も多いかも知れない。タイトルは『ノマドランド』。 僕はロードムービーが好きなので、この映画がロードムービー的だと聞いて、とても気になっていた。 イージー・ライター、ファ…

雨宿り

2021.5 那覇市 ある日。梅雨の日の事。 スコールのような強い雨が、地面を叩きつけるように降り続けた。 ここは南国の島だという事を思い出させるような雨。 傘も持たないのにカメラだけはしっかり持って出かけたカメラ散歩は、思いの外の強い雨で行き場を失…

街の記憶 20

コザ・ゲート通り周辺は、まるで異国のようだ。 ライブハウスからハードロックの演奏が聞こえてくる。店の前で足を止めて、しばらくの間、耳を傾ける。ロックミュージックはやっぱりライブが良い。自然に体がリズムを取り出す。 そういえば、ここはコザロッ…

街の記憶 19

写真家の森山大道さんは、もし25歳の時の自分にばったり会えたらなんて言ってあげたいか?と問われて、こう答えたという。 「いいから撮れよって(笑)。ツベコベ、ゴニョゴニョ、ブツクサ言ってないで、一枚でも多く撮りなさいよ。いいから、はよ撮りに行け…

うりずん

相手の事を思って身を引こう、なんていう美意識は、昭和の演歌の中くらいにしか無くなってしまったのかなあ等と思う午後を過ごす。 欲しいものが欲しい。もっと欲しいものは、もっと欲しい。 複雑に巧妙で洗練された資本主義社会に生きる僕らは、空気を吸う…

街の記憶 18

2月末で沖縄県独自の緊急事態宣言も解除され、国際通りに観光客の姿も見られるようになりました。 「紅芋タルト」で有名な「お菓子御殿」のピンクのショッピングバッグは、観光客の目印のようなものです。若い人のグループは卒業旅行でしょうか。 陽射しも春…

街の記憶17

5年使ってきたGRを地面に落として壊してしまった。 実は、地面に落としたのは2度目。前回は保証期間だったので、無償で修理できた。 今回は、保証期間外なのは仕方がないとして、修理対応機種外になっていたので困った。 それでも、いろいろ調べていると…