南風通信

あちこち 風のように

私的不定期名曲選⑱「この曲もえーやん!」/ ロビンソン(スピッツ)

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スピッツの曲を聴くと何となく九州(福岡)を感じてしまう。それは、とんがった純情という感じだ。

 

一応、九州人のぼくは、無防備な時に、ふと、九州的なものに触れてしまうと、自分でも驚くほどに望郷の念が胸に広がる。

TVの中で俳優の松重豊さんや光石研さんを見かけると、無性に嬉しくなってしまう。でも、ぼくは九州人であるけれども福岡県人ではないのだ。何故、こんなにも福岡に愛着があるのだろう、と思う。

 

きっとそれは、社会人としての第一歩を踏み出したのが福岡だったからだろう。ほんの3年間くらいの短い時間だったのだけれど、その頃の事を今も実によく覚えているのだ。

 

いろんな思いの染み込んだ 夕暮れの渋滞の列や、福岡弁の可愛らしい女の子の笑顔や、地の酒と肴での底抜けな宴や、スーパーの駐車場の脇の登り階段や、あてもなく走った夜の高速道路や、偶然の出会いや、嫉妬や、不安や、欲望や、希望を、今でもはっきりと思い出す。

 

スピッツの「ロビンソン」は、きっと九州に関係ない人たちにも、若かった頃の、いろいろな想いを心に蘇らせるのだろうと思う。