南風通信

あちこち 風のように

在台灣轉來轉去旅行⑧(たいわん うろうろ たび)

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【2018.8.21】③

<淡水へ>

ぼくらの台湾旅行は、ただただ歩き回り写真を撮ってばかりだ。台湾旅行も三度目になるのだけど、今まで台北市から出たことが無い。それでも、少し前の日本のような台北の街の雰囲気が好きだし、食べ物も何を食べても美味しいので充分に満足している。そんなものだから、未だにあの有名な観光地の「九份」にも行っていないのだ。

九份は台北市からちょっと遠い。中心街から移動に一時間以上はかかってしまうのは、限られた旅行日程の中で時間が惜しいというのがぼくと家人の共通した意見だ。だから、この記事はちょっと変わった人達の台湾旅行記事なのです。

 

そんなぼくらが初めて台北市を脱出することになった。

「もし、台北を出るなら淡水はどう?電車で40分で行けるから九份より近いよ」という家人のリサーチにより、淡水行が決まった。

「淡水は40分で行けるから9分より近いよ」って、知らない人が聞いたら何だか混乱しそうだなと、こっそり思ったんだな。

 

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.16時になる頃、電車は淡水駅に滑り込んだ。淡水はいかにも観光地といった雰囲気な場所であった。この「観光地」というものは、日本だろうが台湾だろうがやはり気分がアガるものなのだ。通り沿いにお祭りのようにカラフルな屋台が並んでいて、早速、その内の一つで、エビのから揚げを買った。香草の効いたエビは美味しく、食べ歩きにもってこいだったけれど、これが食べても食べても無くならない。正直、途中でうんざり気味になるので要注意だ。

 

そぞろ歩きをする人達は外国人観光客も多いけど、台湾の人も結構いたんじゃないかと思う。地元の高校生カップルが初めてデートするのにピッタリ、といった感じの場所だった。ゆったりと揺れる水面と、ひらけた風景を見ながら歩くだけで健康的な気持ちになるようだ。

 

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川岸に沿ってずっと続く遊歩道の向こう、発着場に向かってクルーズ船が入ってくるのが見えた。発着場のチケット売り場の周辺が、にわかに活気づく。しかし、せわしく賑わったのはその周囲だけで、他の人々はのんびりと対岸の景色を眺めたり、語らったりしている。

 

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家人のリサーチによれば、水辺の遊歩道を少し歩いたところに「VILLA・DAN SHUI(ヴィラ・タンスイ)」という、洒落たカフェレストランがあるという。そこで休憩しようという事になったのだが、歩いても歩いても目的地は見つからない。

 「もう着くはずなんだけど」と、駆け寄ったお店はいずれも目的地ではなく、結局、1時間程歩いてようやく「VILLA・DAN SHUI」に到着した。ほうほうの体で店内になだれ込む。そして、ようやくありつけた冷え冷えの、レモンピールソーダの爽やかな甘さが有難かったこと、有難かったこと!

 

夕刻を迎え、店内はディナータイムに移ろうとしている。他の客らは皆、きちっとした服装でテーブルに付いてゆく。もうしばらくすれば、窓の外はマジックタイム包まれるのだろう。そんな状況で茹で上がったような顔のぼくらは、ウエイターの顔色を伺いながら冷たいドリンクをゆっくりと飲み続けたのだった。

 

 

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つづく。